LGBTQ講演で警察官にも理解を 

Transgender

 LGBTQ講演やイベント活動をしている歌手のROSEさん(60)が北九州市若松区の若松署で理解を求めた。50人ほどの署員を前に心がけて欲しいことや、配慮の心を示すことが大切と語った。 

 ROSEさんも、身体と心が不一致な「トランスジェンダー」だ。歌のパフォーマンスで女装するようになり、次第に女装している方が自分らしくいれると感じ、56歳で妻にカミングアウトした。 

 講演で、「妻は『一番身近にいる私が味方にならなかったら、誰がなるのか』と話してくれた。そばに味方がいてくれることで、どれだけ救われるか。」と話した。 

 トランスジェンダーは見た目で判断することは難しいケースもあるので、「まずはそうゆう人もいるということを知ってほしい」と理解を求めた。職務質問などの注意点や配慮が大切になってくる。 

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